メセン種子を播種する方法
おもに 秋に蒔きます。
上の動画の様に培養土の上に細粒赤玉土を0.3cm程敷いて表土にします。
注)殺菌すると培養土を電子レンジや熱湯で煮沸を行う記事をネットで見かけますが危険で効果は一時的です。
60-70度のお湯に浸けて培養土の中の虫の卵や植物種子の活性をなくします。
高温殺菌しても菌は、空気中に浮遊しているので、防カビ殺菌剤を規定に希釈し使います。
この時に展着剤も混ぜてください。
①栽培する場所の環境
a 日照が十分であることが望ましい(冬至時にで4-5時間日照が欲しいです・・)
b 霜の降りない環境
c 雨が振り込まない(軒下等)
d フレームや温室 保温も考えるが夏の風通しを十分に考えた構造
②発芽の方法
防カビ殺菌剤規定量希釈液と展着剤を鉢の上から散布し鉢底から水が出てくるまで十分に与えます。種子を均等に蒔き 覆土はしません。発芽が出そろった時期に腰水の水位を表面の細粒赤玉土をマットな感じになるまで下げます。この時、9月下旬までは、50%減光の寒冷紗を使いましょう。
③腰水の期間
様々な考えがあると思いますが、私は、発芽が出そろった頃に表面がマットな感じに迄、水位を下げます。(表土が濡れている状態を続けない)。発芽後、40日程度で常時の底水を止めてしまいます。その後表面が乾かないように注意して、鉢底から水を吸わすのが年末まで、1月からは上からの様子を見て霧で鉢に水を与えるか苗のサイズで判断します。この時も土が湿っている状態~濡れている状態の繰り返しです。乾かしません。
④2月以降の管理は属毎に変わります。
a根が深く伸びる苗
リトープス等ですが表土が乾いても鉢底が湿っている状態では水を与えません。4月からは各品種の自生地降雨時期を参考に栽培します。4月からは、1週間も乾かさないのを基本にその品種の調子に合わせて水を与えます。コノフィツムは乾くと根が枯れやすく湿り気を維持します。
⑤5月以降の管理
メセン類は、直射に弱いので風通しを優先して、減光ネットを使います。減光50%を程度が安全かなと考えています。
苗により周年20%減光に夏の時期に30%減光を被せて管理している苗もあります。(コノフィツム)
夏の晴天の明るさは約10万Luxになります。概ね5万ルクス程度で夏を越せると思います。苗の顔はよく観察して、対応策を素早く行う事が出来れば良い栽培者だろうと思います。可能なら、あらかじめ扇風機等で強制換気を行うのが望ましいです。減光ネットは10月に外します。気温を考えて行ってくださいね。
⑥鉢について根が深く伸びる種類の実生には、深さ10cm-12cmの鉢が望ましいです。以前は適したものが販売されてなく、四角500mmペットボトルの上部を切り落とし、下の四隅に直径2cmの穴を開け下に軽石を詰め培養土を入れ、表土を敷いて栽培していました。現在はプレステラ深鉢が安価に手に入るようです。リトープス等には、最適ではないかと思います。下部からの給水で表土を濡らす事なく成長できるので安全です。根が深くなる苗はプレステラ90深鉢などが適しています。
培養土の配合
表土・・・細粒赤玉土厚さ0.3cm (これはどうしても必要です。種が隙間に落ちません、有機質と分離できます)
有機質入り培養土 小粒赤玉土4 小粒鹿沼土3 良質バーク堆肥2 籾殻燻炭1 マグアンプ中粒少々
養分はハイポネックス2000倍を月に1-2度与えてください。(緩効性肥料は既定の半分の量に液肥で調整します)
1年未満の小苗は夏の寒冷紗50%でも平気な物が多いですが短期間で大きくなる種類(花物メセンや姿が面白い物)は、減光量には注意してください。春に大きくなる苗は、春に植え替えを行い初夏までに大きく育てましょう。早いのは春に花が咲くものもあります。
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