多肉植物とは、植物の(根・茎・葉)が多肉質になった植物のことです。自生地は、乾燥した地域や水分を得にくい環境のものが多く、多肉化した部分に水分を溜め耐乾燥性を持っています。多くの場合、乾燥に特化した特殊な容姿が可愛く、奇妙、美しく、園芸価値の高いものとなっています。
栽培方法は、環境の少しの違いで大きく変わりますので全ての環境で同じ管理は、困難です。 リンク及び此処で記述している内容は、一つの目安としてご利用いただけると幸いです。また、メセンだけではなく一般的な話になっています。
ここでは、生育期による栽培方法について書きましたが、自生地環境をしらないと自生地の生育パターンと日本での生育パターンにずれがうまれ、その差分を認識しないで栽培する事になります。メセンの場合、日本で「冬型メセン」とされていますが、これは日本の夏が暑いことや栽培設備で熱が籠るので生命の維持が困難だから安直に考え出された事と思われます。腐敗の率を下げるには、夏の日陰管理など行わないで、風通しを最大にして、適切な減光率の寒冷紗を積極的に使用し光合成をさせながら夏を乗り越えるしか有効な方法がありません。減光率の違いで生きるか腐るかの分かれ目になりますので良く観察され、可能な限り少ない減光率で夏を越させます。35%程度から様子を見ると良いしか書けません。しかし、寒冷紗を使用する方は今でも少なく、存在や使用目的も分らない方も多いようです。寒冷紗を使うのが手間と考えるのなら、黒網戸ネットとグレー網戸ネットを購入して寒冷紗代わりに使う事からでも始めて頂ければ手放せない物になると思います。
にくたま屋