リトープスの栽培

 

      メセンの栽培で最初の疑問は「リトープスって新芽が出てから休眠するの?どうして」

 休眠する梅雨明けから夏場は、風通しのよい日陰で水やりを控えて休眠
 休眠期に水を与ると根腐れするので、水やりは基本的には必要ない


         これが日本の現在主流栽培方法なのだと思います。

この栽培で、リトープスは栽培が難しく夏にゼリーになる難物植物として扱われています。冬に成長しないのに成長期とされ、初夏に新芽が出て、これから成長するタイミングで休眠期にされて日陰で断水して栽培する行為で上手く栽培できないのは当たり前ではないのかと考えます。
海外のサイトでリトープスの自生地情報や海外での栽培方法を知る事がネット社会で可能になり、「日本の常識は世界の非常識」であることが理解できる今日でも何故か変りません。ナミビア沿岸部産の2種を除き、リトープスは主に夏降雨地域に生育して、夏に成長している事。南アフリカ国土の平均標高900mであり、冷涼な夏の降雨で生育している。ヨーロッパでは、夏成長型として栽培している事を直ぐに知ることとなり納得できました。
しかし、EUの夏冷涼な気候と日本の猛暑(特に最近は酷い)で「日本ナイズ」しての栽培方法を探し出さなければ意味がありません。
大量にリトープスを手に入れる方法を考えるに至り、2003年から実生での増殖を始めました。
ストレステストが出来るようになり、遮光無しで風通しの良い環境下であれば夏を減光なしで越す事が出来る事は確認できましたが、日照で傷む苗も有った事で苗が全く傷まない最小であろう減光率を探る事にしました。

当時、福岡市沿岸部に住んでいて、西日本でのリトープス夏型栽培は、風通し最大であればグレー網戸ネットだけでなら周年栽培が可能で2年間続けました気になる部分はありませんでした。しかし、フレームやハウス使用では、熱が籠る事が避けられないので安全を考え、リトープスの真夏の終日日照環境で減光率は25%-35%で風通し最大にすれば週1回(家の培養土では5日に1度)の水やりで脱落者も殆ど無く元気に育ちます。
もちろん、週1回の水やりも周年、同じ感覚で行えますし、冬は気温が低いので成長しませんから、10日でも水を与えなくても平気です。春・初夏は、旧葉から新葉への水分移行時期ですので、この時期だけは辛水にした方が良いです。
寒冷紗の減光率5-10%は、誤差の範囲ですので調節してみてください。難物など嘘のように感じるとおもいます。
培養土は、プレステラ90深鉢を使用して、小粒赤玉土4 小粒鹿沼土2 細粒ボラ土1 腐葉土2 籾殻燻炭1 にマグアンプk大粒適量で2-3年に一度の植替えにしています。この方法で冬型リトープス(ナミビア沿岸部)も問題なく栽培できます。

夏休眠だとか日陰管理など行わないでください。手間がかかるだけで最悪の結果を生むだけなようです。

にくたま屋TOP