ナナンサス


Nananthusは、南ア中央の高地 ボッアナ南部などの高地に自生していて概ね年間降雨量300mm-500mmになります。自生地では、夏の降雨地帯ですが、日和見成長するようで冬の生育として扱う方もいますし、夏の生育として扱う方も居ます。概ね冬の栽培として扱う方は、確りとしたハウス栽培の方が多いようです。我が家では、生育期を気にしないで周年週に1度の水を与え彼らの都合の良い季節に成長してもらえば良いとの考えで栽培しています。家は冬は気温が下がるのでNananthusは、秋と春に成長しています。花は春に咲きます。西日本の場合は夏の猛暑で風通し最大で寒冷紗25%を被せていますのであまり、成長させたくもないのですが夏にもゆっくり成長はします。そこまで栽培が厄介ではない属ととらえて良いとおもいます。耐寒温度もマイナス10度をすこし超える様です。培養土は、やはり、小粒赤玉土4 小粒鹿沼土2 細粒ボラ土1 腐葉土2 籾殻燻炭1 で小苗でもプレステラ105深鉢に1株植えるのが成長が早いのでお勧めです。根が張りますので2株を同じ鉢に植えるのはよくありません。降雨量が多いので殊更に軽石などを主体にする必要は無いとおもうのですね。むしろ、できるだけ粘度質のほうが良いかと(赤玉は粘度質)。
元々が丈夫で自生地降雨も多い属なのでこれまで、真剣に向き合わずに栽培しているので鉢さえ大きければ、扱いが楽だと思います。

ナナンサスの最大の特徴は、塊根です。数年もたてば見事な姿になりますが、私は、花だけでも美しいのでにその方面の興味が無かったので塊根を見せる目的の栽培を行ったことがありません。(今後考えてみようと思います)
チャンスがあれば17年物の根を何時かお見せできると思います。

 

 

 

にくたま屋