ベルゲランサス

 

 Bergeranthusは、南ア東部 西沿岸海洋性気候(地中海気候)の年間降水量500mm~800mmの地域で1000m-1700mの山地に自生しています。降雨量が多いので栽培しやすく、瀬戸内では鉢入りの露天栽培をよく見かけます。この属の特徴は、午後三時に花が咲くことで3時草としてしられている強健種です。ただ、弊園の場所が年間降水量1100mm地帯ながら、露地栽培を行ったことが無く夏の耐性が何処まであるのか把握をしていません。(近年中に行います)屋外栽培されている方々の栽培を見ると素焼きの平鉢が多いようで雨ざらしで栽培しています。弊園ではフレームであるために熱が籠るのを恐れ風通し最大で25%寒冷紗を使用していますが、強健で長い期間花を咲かせています。もちろん、夏型成長期を持つ苗で、寒さにも-10度程の耐寒性が有ると言われています。
冬休眠・地中海気候ですので冬の降雨は少なく、水を苗の維持以上に与える必要はありません。
繁殖は株分け、実生でふやします。実生は大量に増やす目的で簡単で栽培しやすくお勧めです。実生半年後から開花します。
この苗はおそらく自家不稔であると思われます。単独でも種子が稀に採種できます。培養土は赤玉を主とした排水性の良い土を好みます。

暇なときに写真出します。

にくたま屋